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二宮町の吾妻山に鎮座する吾妻神社。 縁結びの神として知られている。 由緒記によれば、景行天皇の第三皇子・日本武尊が東夷征伐のため、三浦半島の走水から海路上総国へ渡ろうとした際、突然の暴風に襲われた。 妃の弟橘媛命(おとたちばなひめのみこと)が海神を鎮めるため、夫の身代わりとなって海中へ身を投じると、たちまち海は穏やかになったという。 その後、海岸に妃の櫛が流れ着き、その櫛を吾妻山の山頂に埋めて祀ったのが吾妻神社だと伝えられている。 弟橘媛命の御神像は木彫りの千手観音。 現在は等覚院に安置されている。 |
橘姫命 (たちばなひめのみこと) 日本武尊 (やまとたけるのみこと) |
霊峰富士 |
菜の花と富士 |
吾妻山の名は、日本武尊が弟橘媛命の笄(こうがい)を山頂に埋め、「吾妻はや」と嘆いたことに由来するといわれる。 |
JR東海道線「二宮駅」から徒歩20分 |
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