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若草山は、春日大社の後方、東大寺の東にある山腹を芝で覆われた山。 三つの笠を重ねたように見えることから三笠山とも呼ばれてきた。 毎年1月の火祭り「若草山焼」は、奈良の冬の風物詩。 東大寺と興福寺の領地争いから始まったという説や、山頂の古墳の霊魂を鎮めるための祭礼という説などが残されているが起源は定かではない。 長谷寺を参詣した後、平城京に宿泊した赤染衛門は、三笠山の月を見て 「いくよへて 荒れし都の 御垣根ぞ 三笠の山の 月は変はらで」 と詠んでいる。 |
JR奈良駅・近鉄奈良駅から 奈良交通バス「春日大社本殿行」 終点下車徒歩約5分 奈良交通バス「市内循環外回り」 「大仏春日大社前」で下車徒歩約10分 |
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