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寂光院(じゃっこういん)は、平家滅亡後に建礼門院徳子が隠棲した地。 徳子は平清盛の娘、高倉天皇の后、安徳天皇の母。 『吾妻鏡』によると、壇ノ浦の戦いで敗れた平家一門は、三種の神器と安徳天皇とともに入水。 徳子も海へ飛び込むが助けられ、都に戻り出家。 吉田の律師実憲の坊に入った後、寂光院に入って、平家一門と安徳天皇の菩提を弔いながら終生を過ごしたのだいう。 『平家物語】によると、1186年(文治2年)、徳子の猶父・後白河法皇が寂光院を訪れ、徳子と再会しているのだとか。 寂光院は聖徳太子の創建と伝わるが、草創についての詳細は不明 本尊は地蔵菩薩。 |
大原の名産「紫葉漬け」は建礼門院徳子が名づけたのだとか・・・ 大原女の衣装は建礼門院徳子に仕えた阿波内侍の仕事着を模したものなのだとか。 |
寂光院に隣接する大原西陵は、建礼門院徳子の陵墓。 後鳥羽上皇と順徳上皇の大原陵に西にあることから大原西陵となったらしい。 |
壇ノ浦の戦いで入水した安徳天皇は、阿弥陀寺(赤間神宮)に祀られ、阿弥陀寺陵が陵墓とされている。 |
京都市左京区大原草生町676 京都駅または国際会館駅から京都バスで大原下車 徒歩20分 |
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