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唐院は、園城寺(三井寺)を開いた智証大師円珍の廟所。 唐院という名は、円珍が唐から帰国後に請来した経巻法具などを納めたことによる。 智証大師と教待和尚の説話 |
1624年(寛永元年)の建立で重文。 |
潅頂堂は密教儀式の道場で、背後の大師堂(重文)には智証大師像二躯(国宝)と黄不動尊立像(重文)が祀られている。 1238年(嘉禎4)7月11日、鎌倉幕府三代執権の北条泰時は、一切経五千余巻を灌頂堂に納めるために参拝。 この一切経は、北条政子の十三回忌にあたり書写したもので、この日は政子の命日。 経一巻ごとに泰時の花押があったのだという。 |
長日護摩堂は、潅頂堂とつながっている建物で、後水尾天皇(在位1611〜29)の祈願によって建てられたのだと伝えられている。 |
838年(承和5年)、山中で修行していた円珍の目の前に、いかつい奇妙な金人(きんじん)が現れた。 それを写し取らせたのが金色不動明王画像(黄不動尊)。 上の画像は、1847年(弘化4年)に冷泉為恭が模写したもの。 |
園城寺(三井寺)は、天台寺門宗の総本山。 日本三不動の一つ黄不動、三井の晩鐘、三井の霊水で知られる。 |
滋賀県大津市園城寺町246 京阪電鉄石山坂本線三井寺駅より徒歩10分 別所駅より徒歩12分 JR西日本東海道本線(琵琶湖線)大津駅より 京阪バス三井寺バス停下車 JR西日本湖西線大津京駅より京阪バス三井寺バス停下車 |
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