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法然の遺骨が納められた堂。 浄土宗の開祖・法然は、1212年(建暦2年)1月25日、京都東山大谷で入寂し、大谷の地に葬られた。 1227年(嘉禄3年)6月、大谷廟堂破却の迫害が起こると、金戒光明寺二世の信空は、法然の亡骸を西山の粟生野で荼毘に付し、その遺骨を生涯身につけ放さなかったという。 信空亡き後、弟子たちにによって、この地に葬られた。 廟堂は応仁の乱によって荒廃するが、1573年(天正元年)に五輪塔が建立され、1676年(延宝4年)には堂宇が再建された。 堂内部は、中央厨子の下層に五輪塔、上層には法然の本地仏といわれる勢至菩薩が安置されている。 |
法然廟の横には、法然に弟子入りして出家したという熊谷直実の五輪塔が建てられている。 |
浄土宗最初の寺院といわれる金戒光明寺。 幕末には京都守護で会津藩主の松平容保が本陣を置いた。 |
京都市左京区黒谷町121 JR京都駅から市バス 東天王町下車徒歩15分 岡崎道下車徒歩10分 |
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