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興福寺の三重塔は、崇徳天皇の中宮皇嘉門院が1143年(康治2年)に創建した。 その後、1180年(治承4年)の平重衡による南都焼討によって焼失するが、間もなく再建されたものと考えられている。 北円堂とともに興福寺最古の建築物で国宝。 |
江戸時代初期の作という弁財天坐像は「窪弁才天」と呼ばれるもの(旧塔頭世尊院の本尊)。 興福寺の弁財天は、弘法大師が南円堂の完成を祈願し、天川(天河大弁財天社)から三重塔の西へ勧請したと伝えられ、この像はその伝統を伝えているものという。 三重塔は、毎年7月7日に行われる「弁才天供」のときに特別開扉される(10:00より法要)。 |
興福寺は、平城京遷都の710年(和銅3年)に創建された藤原氏の氏寺。 平安時代には南都七大寺に数えられ、古代・中世を通じて大和国を支配した。 |
奈良市登大路町48番地 JR奈良駅から市内循環バス「県庁前」下車すぐ。 近鉄奈良駅から徒歩5分。 |
興福寺は世界文化遺産 (古都奈良の文化財) |
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