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興福寺五重塔

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興福寺五重塔


 興福寺の五重塔は、730年(天平2年)に光明皇后の発願で創建された。

 初層の東に薬師浄土変(やくしじょうどへん)、南に釈迦浄土変、西に阿弥陀浄土変、北に弥勒浄土変を安置し、各層には水晶の小塔と垢浄光陀羅尼経(くじょうこうだらにきょう)が安置されていたという。

 現在の塔は、1426年(応永33年)の再建で国宝。
 
 初層の須弥壇には、東に薬師三尊像、南に釈迦三尊像、西に阿弥陀三尊像、北に弥勒三尊像が安置されている。



光明皇后

 興福寺を創建した藤原不比等の娘。

 東大寺を創建し大仏を造立した聖武天皇の皇后。



浄土変・・・

 浄土の仏・菩薩や国土の様を描いたもので、浄土変相図などとも呼ばれる。





〜日本で2番目に高い五重塔〜

 興福寺の五重塔は、高さ50.1メートル。木造塔としては京都・東寺五重塔に次いで日本2番目。

 奈良時代の特徴を残しつつ、中世の豪快な手法も取り入れられている。


1位 東寺五重塔

2位 興福寺五重塔

3位 法観寺五重塔(八坂の塔)



興福寺五重塔








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興福寺
リンクボタン興福寺

 興福寺は、平城京遷都の710年(和銅3年)に創建された藤原氏の氏寺。
 平安時代には南都七大寺に数えられ、古代・中世を通じて大和国を支配した。


奈良市登大路町48番地

JR奈良駅から市内循環バス「県庁前」下車すぐ。
近鉄奈良駅から徒歩5分。

世界 興福寺は世界文化遺産
(古都奈良の文化財)


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