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橋殿(はしどの)は、御手洗川の上に建てられた殿舎。 賀茂祭(葵祭)で勅使が天皇からの御祭文を奏上する所で、神と人間の境界なのだという。 御祭文を授けられた宮司は、それを神前に供えると、岩上に蹲踞して御祭文に対する「返祝詞」(かえしのりと)を橋殿の勅使に奏上する。 また、斎王代以下の女人列が修祓を受け、御手洗川で禊を行い、形代を流して罪や穢れを祓う所(御禊の儀)。 形代は、罪や穢を移した紙の人形。 斎王が主宰していた頃の御禊の儀は、賀茂祭の前日に賀茂川で行われていたが、現在は下鴨神社と一年おきに交代で行われ、下鴨神社での御禊の儀のは井上社で行われている。 |
現在の建物は、1863年(文久3年)造替(重要文化財)。 |
賀茂神社 |
葵祭 |
紫式部の『源氏物語』〜葵の巻〜では、光源氏が斎王の禊の儀式に同行する。 |
賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)は、賀茂御祖神社(下鴨神社)とともに賀茂氏の氏神を祀る神社。 |
京都市北区上賀茂本山339 京都市営地下鉄烏丸線「北山駅」徒歩約25分 市バス(4・46・67系統)「上賀茂神社前」 |
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