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玄武神社(げんぶじんじゃ)は、平安京北方の守護神。 社名となっている玄武は、東方の守護神「青龍」・西方の守護神「白虎」・南方の守護神「朱雀と」ともに王城を守る四神の一つ。 祭神は、文徳天皇の第一皇子・惟喬親王。 元慶年間(877−884年)、郷士の紀茂光(星野市正)が悲運な生涯だった惟喬親王を祀ったのだという。 4月の「玄武やすらい祭」は、965年(康保2年)に疫病が流行した際に行われた鎮花祭が起源。 やすらい祭は、今宮神社・川上大神宮・上賀茂でも行われ、四つともに国の重要無形民俗文化財に指定されている。 |
玄武神社は、玄武の小山と崇められた船岡山の東麓に鎮座。 船岡山の麓は紫野と呼ばれ、985年(寛和元年)、円融上皇が盛大な「子日の御遊」を催したことで知られている。 紫野は紫式部の誕生地ともいわれる。 |
京都市北区紫野雲林院町88 |
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