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東京駅の丸の内駅舎は、1914年(大正3年)に竣工した鉄骨煉瓦造の建築物。 設計は、辰野金吾。 使用された煉瓦は、渋沢栄一が設立した日本煉瓦製造が製造したもの。 1923年(大正12年)の関東大震災では大きな被害はなかったが・・・ 1945年(昭和20年)の東京大空襲では、レンガ造の壁やコンクリート製の床などの構造体を残して屋根や内装の大半が失われ、終戦直後からの修復工事で3階建てを2階建てに変更して復元。 以後、その姿のまま60年以上使用されてきたが、2007年(平成19年)から創建当初の姿に復原する工事が始められ、2012年(平成24年)に完成。 2003年(平成15年)には、国の重要文化財に指定されている。 2024年度の上半期に発行予定の新1万円札の肖像は渋沢栄一、裏面は東京駅丸の内駅舎。 |
設計者の辰野金吾は、麹町の渋沢栄一邸や第一銀行本店の設計も手掛けている。 |
JR深谷駅の駅舎は東京駅の赤レンガ駅舎をモチーフにしたデザイン。 「ミニ東京駅」とも呼ばれています。 深谷は渋沢栄一の生誕地 |
丸の内駅舎に使用されたレンガを製造した日本煉瓦製造株式会社は、明治政府の近代的な官庁街や鉄道等を整備するという意向により、渋沢栄一らによって設立された。 |
東京都千代田区丸の内1-9-1 |
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