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居神神社は、永正年間(1504年から1520年)の創建と伝えられるが詳しい事は不明。 伝説によると、1516年(永正13年)、三崎の新井城で自刃した三浦義意の首が小田原に飛来し、井神の森の古松にかぶりつき、3年もの間、通行人を睨みつけていた。 城下の僧が代わる代わる供養しても成仏しなかったが、久野総世寺四世の忠室存孝が松の下で読経をし 「うつつとも夢とも知らぬひとねむり、浮世の隙を曙の空」 と詠むと成仏したのだという。 |
祭神 | 三浦荒次郎義意 木花咲耶姫命 火之加具土命 |
祭神の三浦義意は、三浦義同(道寸)の子。 父とともに北条早雲と戦い、三浦半島・三崎の新井城で籠城の末、1516年(永正13年)、自刃した。 |
安置されているのは、恵心僧都作と伝えられる地蔵菩薩像。 居神神社創建後は、本地仏として祀られてきた。 |
鎌倉時代末の古碑群。 文保・元亨の板碑刻文から念仏供養のために建てられたものであることが判明している。 |
小田原市城山4−23−29 箱根登山鉄道「箱根板橋駅」から徒歩5分 |
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