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東福寺の浴室は、1459年(長禄3年)に建てられた前面を入母屋造、後方を切妻造にした単層本瓦葺の建物で、現存する禅宗伽藍のものとしては最古のもの(重要文化財)。 東大寺の湯屋に次いで古い。 内部は、東側に2つの蒸し風呂が並び、後方に釜と焚き口があって、今でいうところのサウナ風呂となっている。 当時は、100人単位の僧が修行していたため、沐浴には湯を使用せず、蒸気で体の垢を擦り落とすことで、水や薪を節約していた。 |
九条道家によって創建された東福寺は、奈良の東大寺と興福寺の「東」と「福」をとって寺名としている。 京都五山の第四位の格式を誇った寺。 |
京都市東山区本町15丁目778番地 JR東福寺駅から徒歩5分 |
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