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祇園の辰巳大明神(辰巳神社)は、その名のとおり、御所の辰巳の方角の守護神として祀られたことに始まる。 現在、辰巳大明神が建てられている地は巽橋の北詰。 ここには、かつて白蛇を祀る旧家があったのだとか。 旧家が移転した後も白蛇の祠は巽辰橋の袂に置かれ、祇園の料理人が卵を供えて信仰していたらしい。 戦後、辰巳大明神の地に鎮座。 白蛇は芸能成就の神である弁財天の使い。 今日では、祇園の芸妓や舞妓が芸事の上達を願う神として、また、商売繁盛の神として信仰されている。 |
巽橋という名は、橋の北詰めにある辰巳大明神(辰巳神社)に由来する。 伝説によると・・・ 巽橋には狸が住んでいて、橋を渡る人を騙して川の中を渡らせるという悪戯をしていたため、困った人々が狸を祀る祠を建てたところ悪戯が収まったのだという。 |
祇園は、八坂神社(祇園社)の門前町として四条通の南北に発展した花街。 北部の祇園新橋周辺は「伝統的建造物群保存地区」に、南部の花見小路を挟む一帯は「歴史的景観保全修景地区」に指定されている。 |
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祇園を愛した吉井勇の歌碑。 「かにかくに祇園はこひしぬるときも枕の下を水のながるる」 |
京都市東山区新橋花見小路西入ル元吉町 阪急電車「河原町駅」下車徒歩15分 京阪電車「祇園四条駅」下車徒歩10分 |
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