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出雲井於神社(いずもいのへのじんじゃ)は、山城国愛宕郡出雲郷の総社だった神社で、「井於」(いのへ)とは「鴨川のほとり」のこと。 つまり、「出雲郷の鴨川のほとりの神社」という意味だという。 通称は比良木神社(ひらきじんじゃ)。 本宮の御陰祭(御生(みあれ)神事)が行われていた犬柴社と愛宕郡栗田郷藪里総社柊社が同神で、この社に合祀されたためこの名がある。 厄年に神社の周りに献木すると、ことごとく「柊」(ひいらぎ)となって願い事が叶うことから「何でも柊」と呼ばれ、「京の七不思議」に数えられている。 現在の社殿は、1629年(寛永6年)の式年遷宮のときに賀茂御祖神社(下鴨神社)本殿が移築されたもので、下鴨神社の中では最も古い社殿(1561年(天正9年)の造替・重要文化財)。 末社は岩本社と橋本社(いずれも重要文化財)。 |
建速須佐之男命 (たけはやすさのおのみこと) |
祭事に「お茶」を薬草として供えることから「お茶の神様」としても信仰されている。 |
賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)は、賀茂別雷神社(上賀茂神社)とともに賀茂氏の氏神を祀る神社。 |
京都市左京区下鴨泉川町59 京阪「出町柳駅」下車徒歩10分 |
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