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大豊神社は、887年(仁和3年)、宇多天皇の病気平癒のために創建された鹿ヶ谷・南禅寺一帯の産土神(うぶすながみ)。 創建当初は椿ヶ峰に鎮座し、少彦名命を祀った神社だったが、寛仁年間(1017〜21)に現在地へ移された後、応神天皇と菅原道真が合祀された。 境内の大国社には、大国主命を火から救ったという高麗鼠が狛犬の代わりに置かれ、「ねずみの社」として人気を集めている。 |
少彦名命 応神天皇 菅原道真 |
大豊神社が創建された椿ヶ峰には円成寺という寺院があり、大豊神社はその鎮守社だったのだという。 1011年(寛弘8年)に崩御した一条天皇の遺骨は、円成寺に安置された後、円融寺陵に葬られたのだと伝えられている。 |
一条天皇の円融寺陵は龍安寺内にある。 |
京都市左京区鹿ヶ谷宮ノ前町1 市バス銀閣寺行「宮ノ前町」下車、徒歩5分 |
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