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清水寺の轟門は本堂への入口。 現在の建物は寛永年間に再建されたもの。 妻や天井の構造は東大寺の転害門の縮小版。 正面には持国天と広目天を、背面には阿・吽形(あ・うんぎょう)の狛犬を安置している。 額の「普門閣」は、曹洞宗の僧月舟宗胡の書。 普門には、「観世音菩薩が広く衆生に救いの門を開いている」という意味があるらしい。 |
門前の手水鉢には、観音菩薩とフクロウが彫刻されていることから「梟の手水鉢」と呼ばれている。 |
清水の舞台で知られる清水寺。西国観音霊場の第十六番札所。 源頼朝は、三歳のときに清水寺から下された二寸銀の聖観音像を守り本尊とし、1180年(治承4年)の挙兵の際には、髷の中に納めていたという(参考:鎌倉・源頼朝墓)。 |
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