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石山寺の蓮如堂は、三十八所権現社の拝殿として建てられたもので、現在の建物は1602年(慶長2年)の再建(重要文化財)。 三十八所権現社本殿と同時に再建されたもので、寺院における鎮守社の構成を伝える遺構として貴重。 明治以降は、浄土真宗中興の祖といわれる蓮如上人の六歳の御影や遺品を祀ることから蓮如堂と呼ばれるようになった。 蓮如の子実悟の『拾塵記』(しゅうじんき)には、蓮如の母は石山観音の化身と描かれているらしい。 |
蓮如堂は、醍醐寺の清瀧宮拝殿(国宝)と同じ懸造・妻入りで、本殿との位置関係など共通する部分が多いのだという。 |
石山寺は、聖武天皇の勅願によって良弁が開いた。 東大寺との関りが深い寺院。 日本最古といわれる国宝の多宝塔は、源頼朝の寄進と伝えられる。 |
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