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横浜開港記念会館の建物は、横浜三塔の一つで「ジャックの塔」と呼ばれる。 1909年(明治42年)、横浜開港50周年を記念して建築が開始され、1917年(大正6年)に竣工し、開港記念横浜会館の名称で開館。 1959年(昭和34年)より公会堂として利用されている。 関東大震災でドームが失われたが、1989年(平成元年)に復元された。 |
開館時間 9:00〜22:00 (受付時間も同じ) 見学時間 10:00〜16:00。 休館日 毎月第4月曜日 (祝日・休日のときは翌日) 年末年始 (12月29日〜1月3日) |
1858年(安政5年)6月19日、日本とアメリカ合衆国の間で通商条約が締結され、翌年6月2日、それまでの下田・箱館(函館)のほか、神奈川(横浜)・長崎が開港した。 |
この地には、1874年(明治7年)竣工で、「時計台」の愛称で親しまれ建物があって、1889年(明治22年)まで横浜町政を執った町会所として使用されていた。 翌年、横浜貿易商組合会館と改称し、その後、横浜会館と改められたが、1906年(明治39年)に焼失した。 |
1863年(文久2年)2月14日、横浜で生まれた岡倉天心。 東京美術学校(東京藝術大学の前身の一つ)の設立に貢献し、日本美術院を創設した。 この地には、岡倉天心の父・勘右衛門が支配人をしていた石川屋(越前藩の生糸売込店)があった。 |
横浜商工会議所は、1880年(明治13年)、横浜町会所内に設立された。 |
1927年(昭和2年)、日米親善の目的で、アメリカから送られた約12000体の人形が横浜と神戸に到着。 横浜では開港紀念横浜会館(横浜市開港記念会館)で歓迎会が開かれた。 答礼として、日本からは「黒い目の人形」(市松人形)58体がアメリカに送られたが、横浜で作られた人形には「浜子さん」という名が付けられ、開港紀念横浜会館で送別会が行われたのだという。 この人形交流に尽力したのは、実業家の渋沢栄一。 |
日本大通の歩道にある「横浜三塔」を示す表示。 左から・・・ジャック・キング・クイーンの塔。 「横浜三塔」は、横浜市の歴史的建造物。 横浜港に入港する外国人船員たちによってトランプのカードに例えて付けられた名称だという。 三塔を全て巡ると、あるいは、三塔を同時に見ることができると願いが叶うという都市伝説がある(横浜三塔物語)。 |
JR京浜東北線・根岸線 「関内駅」南口から徒歩10分 市営地下鉄線 「関内駅」1番出口から徒歩10分 みなとみらい線 「日本大通り駅」1番出口から徒歩1分 |
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