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東寺(教王護国寺)の弁天堂は、北大門を出た右側にある。音楽・技芸・財産を司るという弁才天を祀る。 弁才天は、もともとはインドの川を神格化した水の神。 その後、川を流れる音が音楽に例えられて「音楽の神」、音楽は言葉に通じることから「弁舌の神」として信仰されるようになった。 弁才天の「弁才」は、弁舌の才能という意味。 さらに、雄弁に語る者は頭がいいということから「学問の神」、「水の神」という性格から「五穀豊穣の神」としても信仰されるようになる。 そして、それらが商売繁盛とも結び付き、我が国では「商売繁盛の神」として盛んに信仰されるようになった。 |
東寺(教王護国寺)は、桓武天皇によって平安京鎮護の官寺として創建された。 のちに弘法大師に下賜され、我が国初の密教寺院となった。 |
京都市南区九条町1 JR京都駅八条口から徒歩15分 近鉄「近鉄東寺駅」下車徒歩10分 |
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