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知恩院の方丈(重要文化財)は、大方丈(おおほうじょう)と小方丈(こほうじょう)の2つのがあり、どちらも1641年(寛永18年)の建築物(重要文化財・非公開)。 大方丈は54畳敷の鶴の間を中心とする建物で、徳川将軍家の公務に用いられていた。 各部屋の襖絵は狩野一派の筆によるもの。 本尊阿弥陀如来像は快慶作と伝えられる。 大方丈玄関に通ずる唐門(重要文化財)は、1641年(寛永18年)の建築物。 桃山時代の彫刻を生かしており、牡丹唐草、鯉魚に乗る老人、巻物を持ち鶴に乗る老人および松を配した細かな彫刻が施されている。 小方丈は6室からなり、襖絵は大方丈と同様に狩野一派の筆によるもの。周囲には方丈庭園がめぐらされている。 方丈庭園は、1633年(寛永10年)に作庭が始まったもので、京都市指定名勝。 |
知恩院は、法然が開いた浄土宗の総本山。 法然が草庵を結び専修念仏の布教をした所。 江戸時代には徳川家の庇護を受け、現在の大伽藍が完成された。 |
京都市東山区林下町400 市バス206系統「知恩院前」下車徒歩5分 地下鉄東西線「東山」駅下車徒歩8分 |
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