|
朱雀院は、朱雀大路に面して建てられた後院(譲位後の天皇の御所)。 承和年間(834−848)に嵯峨天皇が建てたのが始まり。 その後、宇多天皇・朱雀天皇が居住。 950年(天暦4年)に焼失したが、後村上天皇が再興。 しかし、朱雀大路が荒地化するなかで、円融天皇以降は後院として使われることはなくなったらしい。 |
朱雀院は、紫式部の『源氏物語』にも登場。 光源氏の異母兄・朱雀帝が譲位した後の御所となっている。 |
元祇園社と呼ばれる梛神社にある隼神社は、朱雀院に勧請された社と考えられている。 |
京都市中京区四条通七本松東入 |
大きい地図を見るには・・・右上のフルスクリーンをクリック。 |
|