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龍安寺の石庭(方丈庭園)は、白砂を敷き詰め、帚目(ほうきめ)をつけ、15個の石を配した枯山水の庭。 東西25メートル、南北10メートル。 15個の石は、庭のどこから眺めても必ず1個は他の石に隠れて見えないように設計されているという。 方丈が建立された1499年(明応8年)頃に作庭されたものと考えられるが、作者や石庭の意味は不明。 中国の説話「虎の子渡し」と結び付けられて「虎の子渡しの庭」 という別称があり、また、石の配置から「七五三の庭」とも呼ばれる。 |
石庭を囲む土塀は、菜種油を混ぜた土で造られたもので「油土塀」と呼ばれるもの。 |
庭石の裏には「小太郎・□二郎」の刻印があって作者を示すものという説もあるが、その意味は不明なのだという。 |
方丈 |
蹲踞 |
龍安寺は室町幕府管領家の細川勝元が創建した禅寺。 |
京都市右京区龍安寺御陵下町13 市バス50、55、59系統「立命館大学前下車」徒歩7分 JRバス「龍安寺」下車すぐ 京福電車「龍安寺道駅」下車7分 |
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