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旧関内外国人居留地では、1869年(明治2年)から陶管の埋設がはじめられ、1879年(明治12年)に居留地内の下水道ができあがった。 英国人土木技師ブラントンの設計によるもので、これが日本で初めての近代的下水道。 その後、三田善太郎の設計により、1881年(明治14年)から1887年(明治20年)にかけて下水道改造工事が実施され、レンガ管の下水道が整備される。 中土木事務所の前に置かれたレンガ管は、1981年(昭和56年)2月に山下町37番地先から発掘されたもの。 断面が卵形をしているので卵形管と呼ばれ、横浜中華街の南門通りでは現在も使用されている。 |
下水道遺構 |
横浜都市 発展記念館 |
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