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大津城(おおつじょう)は、1586年(天正14年)、羽柴秀吉が明智光秀の坂本城を廃城とし、浅野長政に築かせた城。 その後、増田長盛→新庄直頼→京極高次と城主が変わり、1600年(慶長5年)の関ヶ原の戦いを迎える。 関ヶ原の戦いで京極高次は東軍に与して籠城。 15000で攻めかかる西軍を7日間も釘付けにしたのだという。 しかし、二の丸まで占領されて降伏し開城。 高次は園城寺で剃髪して高野山に入った。 大津城が開城した日、関ヶ原で東西両軍が激突したのだという。 戦後、徳川家康が入城。 西軍の将・石田三成は田中吉政に捕縛された後、大津城の家康のもとに連行されて門前で生き曝しにされたのだと伝えられる(その後、六条河原で斬首)。 高野山に入っていた高次は、その功績によって若狭国の小浜城に加増転封されている。 1601年(慶長6年)廃城。 新たに膳所城が築かれた。 戦禍を免れた建造物の一部は、彦根城や膳所城に転用・移築されたといわれている。 |
滋賀県大津市浜大津 京阪電鉄京津線「びわ湖浜大津駅」下車 |
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