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萬福寺の法堂は、1662年(寛文2年)の建立(国宝)。 説法をする場所。 堂前の巡照板(じゅんしょうばん)は、早朝4時と夜9時に木槌で打ち鳴らされる(境内に5カ所設置されている。)。 堂前面の勾欄(こうらん)は、卍と卍くずしの文様。 |
萬福寺の一日は、起床の巡照板に始まり、開枕(かいちん・就寝)の巡照板に終わる。 その習慣は、開創以来続けられている。 |
法堂に掲げられている「獅子吼」(ししく)の額は、開山・隠元隆gの師・費隠通容の筆。 「獅子吼」とは大演説ことで、釈迦の説法の様子を獅子のほえる様子にたとえたもの。 「獣中の王である獅子が吠えれば百獣すべてが従う」という意味があるのだという。 堂内の須弥壇上の扁額「法堂」は隠元の筆。 |
萬福寺は黄檗宗(おうばくしゅう)の大本山。 1661年(寛文元年)の開創。 伽藍配置は中国明朝様式を取り入れたもので、創建当初の姿を今に伝えている。 |
京都府宇治市五ヶ庄三番割34 JR奈良線「黄檗」下車 徒歩5分 京阪宇治線「黄檗」駅下車 徒歩5分 |
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