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安居橋(あんごばし)は、男山の麓を流れる放生川に架けられている反橋(太鼓橋)。 安居橋が架けられた時期は定かではないが、江戸時代初期には架けられていたと考えられ、古絵図には平橋で描かれているという。 江戸時代の放生川には、川上から「五位橋」「安居橋」「六位橋」「高橋」が架けられていた。 安居橋は五位橋の後に架けられたため「相五位橋」(あいごいばし)と呼ばれていたが、それが訛って「安居橋」と呼ばれるようになったといわれている。 1868年(慶応4年)の鳥羽伏見の戦いで焼失した後、川下にあった「高橋」(反橋)を偲ばせる形で再興された。 |
毎年9月15日に行われる石清水八幡宮の放生会(石清水祭)の舞台となる安居橋。 下を流れる放生川は、古くより石清水八幡宮の放生会が行われていた川で、その名は、936年(承平6年)の放生会のときから付けられたのだといわれている。 橋中央の舞台は、石清水八幡宮の放生会を再現するため、1975年(昭和50年)の改修時に作られたのだという。 |
親孝行の息子と紙鯉〜京都:石清水八幡宮〜(okadoのブログ) |
「石清水清き流れの絶えせねばやどる月さえ隈なかりけり」 この歌は、1185年(文治元年)9月に行われた石清水八幡宮の歌合せの際に能蓮法師が詠んだもの。 |
石清水八幡宮は源氏の氏神として信仰され、源頼朝も上洛の折に参詣している。 現在も「やわたのはちまんさん」として親しまれている。 |
八幡市八幡高坊30 京阪「八幡市駅」から男山ケーブルで3分 |
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