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上醍醐の一番奥にあるのが木造地蔵菩薩立像が安置されていた堂。 現在、地蔵尊は霊宝館に置かれている。 |
むか〜し、笠取の農家に父親を亡くした少年がいたそうです。 少年は、どうやって田植えをしたらいいのか分からず悩んでいたそうですが・・・ ある朝、田植えをするために少年が田んぼに行くと、なんと、田植えが終わっているではありませんか。 辺りを見回しても誰もいません。 ただ、畦道には足跡が残されていたので、それを辿っていくと地蔵堂の前に着きました。 そして、地蔵堂のお地蔵さんは足元が泥だらけになっていたのです。 少年は、お地蔵さんが田植えをしてくださったのだと感謝し、農業に励んだのだそうです。 村人からも信仰されたお地蔵さんは、後に上醍醐に祀られました。 それが、醍醐寺の木造地蔵菩薩立像なのだとか・・・ |
874年(貞観16年)創建。 現存する堂宇は、桃山時代以降のものがほとんどだが、五重塔は952年(天暦6年)建立で府内最古の木造建築物。 |
京都市伏見区醍醐東大路町22 京都市営地下鉄東西線「醍醐駅」下車 |
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