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1896年(明治29年)、フランス山にはフランス領事館と領事官邸が建設され、井戸水を汲み上げるために風車が設置された。 フランスに残されている資料から1909年(明治42年)頃まで存在していたいう。 現在、フランス領事館遺構の横に設置されている風車は、かつてのフランス山を偲ぶモニュメントとして設置されたもの。 風車の形は、同時代に使われていた「フェリス女学院の赤い風車」や「ヴィラ・サクソニアの風車」の写真から、多翼型の風車が再現されている。 |
レンガ造井戸遺構 |
フランス領事館 遺構 |
風車が設置された場所は、レンガ造り井戸遺構がある場所。 風車設置のためのレンガ造り基礎が井戸の北側斜面に2基、南側に2基、合計4基発見されている。 |
横浜市中区山手町114 みなとみらい線 「元町・中華街駅」出口「6」徒歩5分 JR石川町駅下車徒歩20分 |
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