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1870年(明治3年)、実業家・高島嘉右衛門は伊勢山下石炭蔵前に横浜瓦斯会社を設立。 フランス人技師アンリ・プレグランを招いて工場の建設を進め、1872年(明治5年)10月31日夕刻、神奈川県庁付近および大江橋から馬車道・本町通りまでの間にガス街灯十数基を点灯させた。 これが日本のガス事業の始まり。 その後、横浜瓦斯会社は、1875年(明治8年)に横浜瓦斯局、1892年(明治25年)に横浜市瓦斯局となったが、1944年(昭和19年)に東京ガス株式会社と合併した。 |
横浜市中区花咲町3丁目 横浜市立本町小学校正門前 |
ガス灯の 生い立ち碑 (山下公園通り) |
日本最初のガス灯 (馬車道) |
1872(明治5年)に横浜で日本で初めてのガス事業が始まると、1874年(明治7年)、東京でもガス工場が整備されて銀座通りにガス灯が点灯し、1876年(明治9年)、東京府瓦斯局が開設された。 1885年(明治18年)には、東京府瓦斯局が渋沢栄一らに払い下げられて東京瓦斯会社が設立され(のちの東京ガス株式会社)、1944年(昭和19年)には、横浜市瓦斯局の事業も引き継いでいる。 |
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