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「汐汲み神事」は、平安時代から明治初年まで、高部屋神社の例大祭前に行われてきたという祭事。 底筒男命(そこつつおのみこと)・中筒男命(なかつつおのみこと)・上筒男命(うわつつおのみこと)が大磯の照ヶ崎海岸に上陸して高部屋神社の創建地に鎮座したという謂れから、例大祭の前に執り行われていたのだという。 その神事が2017年(平成29年)、150年ぶりに復活。 |
※ | 高部屋神社(たかべやじんじゃ)は伊勢原市下糟屋にある延喜式内相模十三社の一つ。 |
※ | 底筒男命・中筒男命・上筒男命は住吉三神と呼ばれ、海の神・航海の神。 |
2024年の汐汲み神事は・・・ |
毎年、10:00から行われているようです。 |
明治初年まで行われていた神事では、別当寺の僧侶が祭司を伴って海水・海藻・浜砂を採取して神事が執り行われていたのだという。 |
神事が終わると、採取した海水・ホンダワラ・浜砂が高部屋神社に持ち帰られる。 例大祭のときに、海水は赤飯を蒸して神前に、ホンダワラは拝殿と鳥居の注連縄に掲げ、浜砂は社殿の清めと道の清めに使用される(浜砂撒きの儀)。 ※現在、海水は鎮火水のために用いられている。 |
2024年の例大祭は・・・ (浜砂撒きの儀) |
神奈川県伊勢原市下糟屋2202 小田急線「伊勢原」駅から徒歩20分 バス愛甲石田行「粕屋上宿」下車 東海大学病院行「伊勢原市役所北口」下車 |
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