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京都:仲源寺
〜京都祇園の目疾地蔵尊〜

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仲源寺


 仲源寺(ちゅうげんじ)は、平安時代に仏師定朝が創建したという古い寺。

 もとは四条橋の東北にあったが、1585年(天正13年)、豊臣秀吉の命により現在地へ移された。

 本尊は地蔵菩薩(定朝作)。



仲源寺


 門前の石標には「めやみ地蔵尊」と刻まれているが、もとは「雨やみ地蔵尊」と呼ばれていたらしい。

 言い伝えによると・・・

 1228年(安貞2年)、鴨川が洪水となった際、鴨川の堤防修築の防鴨河使(ぼうかし)の任に就いた勢多為兼(せたためかね)は、地蔵尊のお告げで治水に成功したのだという。

 そのため「雨やみ地蔵尊」と呼ばれていたが、いつのころからか転訛して「目疾(めやみ)地蔵尊」と呼ばれるようになり、眼病に霊験があるとして信仰されてきたのだとか。

 四条橋の東北にあった頃は「畔(くろ)の地蔵」とも呼ばれていたのだという。









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仲源寺
仲源寺

京都市東山区四条通大和大路東入祇園町南側585

京阪「祇園四条」駅から徒歩1分
市バス「京阪四条」下車徒歩1分



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