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1802年(享和2年)の酒匂川大洪水の翌年、二宮尊徳(金次郎)は、捨てられている植え残りの苗を、この場所を耕して植え付けた。 金次郎が丹精こめて育てた結果、秋には、籾一俵の収穫を得ることができたという。 |
金次郎は、行燈の油代を稼ぐために荒地に菜種を植えた経験や、捨てられていた苗を植えて育てた経験から、小さな努力の積み重ねが大切(積小為大)ということを学んだという。 参考:油菜栽培地跡 |
捨苗栽培地跡の水田は、地元小学生の体験学習の場として利用されている。 平成3年に「日本の米づくり100選」に定められた。 |
小田急線栢山駅下車 徒歩約10分 |
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